ホーム > これまでの本屋大賞 > 2004年本屋大賞結果発表&発表会レポート
「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 本屋大賞」の発表会が4月15日(木)に、東京新宿区袋町・日本出版クラブ会館に於いて行われました。第一回大賞は、『博士の愛した数式』(小川洋子:著 新潮社:刊)が選ばれました。同発表会には、大賞受賞作家の小川洋子氏をはじめ作家の方々や投票に参加した全国の書店員も会場に駆けつけ日本初の書店員が選んだ文学賞を祝うとともに、選者である書店員が小川氏を囲んでの記念撮影などが行われました。
| 順位 | 表紙 | 書籍名/作家 | 得点 |
|---|---|---|---|
| 大賞 | 『博士の愛した数式』 著/小川 洋子 (新潮社) |
202点 | |
| 2位 | 『クライマーズ・ハイ』 著/横山 秀夫 (文藝春秋) |
148点 | |
| 3位 | 『アヒルと鴨のコインロッカー』 著/伊坂 幸太郎 (東京創元社) |
111点 | |
| 4位 | 『永遠の出口』 著/森 絵都 (集英社) |
109点 | |
| 5位 | 『重力ピエロ』 著/伊坂 幸太郎 (新潮社) |
99点 | |
| 6位 | 『4TEEN』 著/石田 衣良 (新潮社) |
76点 | |
| 7位 | 『デッドエンドの思い出』 著/よしもと ばなな (文藝春秋) |
54点 | |
| 8位 | 『終戦のローレライ』 著/福井 晴敏 (講談社) |
51点 | |
| 9位 | 『陰摩羅鬼の瑕』 著/京極 夏彦 (講談社ノベルス) |
38点 | |
| 10位 | 『ららら科學の子』 著/矢作 俊彦 (文藝春秋) |
38点 |
受付
ぞくぞくと受付窓口へ。 書店員、出版社、報道関係者が集まってきました。 受付では、式次第の他にオリジナルPOP台紙と本屋大賞ロゴマークのアイロンプリントが渡されました。
まもなく開会です
司会より「ただいまより、『第1回 全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 2004年本屋大賞 発表会』を始めて参ります」。
普段、顔を合わせることのない書店員さん同士がこの機会にコミュニケーション。
開会の挨拶
会場はたくさんの人で満員。 入り口の外にまで溢れました。 参列者の視線は舞台へ。 テレビカメラも設置され準備万端です。
本屋大賞実行委員会代表 浜本茂が開会の挨拶。『本屋大賞』創設の経緯を説明しました。
来賓のご挨拶
フリーライターの永江朗さんよりお言葉をいただきました。
いよいよ発表!
ノミネート本10冊の中から大賞を受賞したのは、、、
「『博士の愛した数式』小川洋子さんです」
小川洋子さん登壇〜記念品授与
大賞受賞として本屋大賞ロゴマーク入りクリスタルトロフィー、副賞として図書カード10万円分(日本図書普及株式会社さまご提供)、花束を贈呈しました。
小川洋子さんのご挨拶
【小川洋子さんの受賞コメント】
こんな素晴らしい賞をありがとうございます。まず、この「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本本屋大賞」という賞(の企画から実施)に長い時間、力を尽くしてくれたみなさんに深く感謝致します。今までにないものをゼロから作り上げていくことは大変だったと思いますが、書店員という書物に対して最も尊敬を寄せてくれている方たちから、この記念すべき第1回目の本屋大賞を頂いて、本当に嬉しく思っています。
これまで多くの書物を書いてきましたが、自分の書物が世の読者の心に届いているのか、常に不安と孤独を感じていました。でも、今日会場にある手作りの POPを見て、「あなたの作品をしっかり世に届けていますよ」といういうみなさんの思いが感じられ、みなさんに背中を押され、励まされた気持ちです。明日からまた読者の心に届くよう書物を書いていきたいと思います。
書店員のみなさんと記念撮影
書店のみなさんはそれぞれ手作りのPOPを手に小川さんと記念撮影にのぞみました。少し緊張気味の書店員さん。撮影の「笑顔で!」の声にニッコリ。カメラがパシャパシャと光りました。
このときのPOPはすべてアルバムとして小川さんに差し上げました。
和やかな歓談
会場には小川さんはじめ、発表会に駆けつけてくださった、石田衣良さん、横山秀夫さん、椎名誠さんら作家の方々が書店員さんとお話しました。
締めのご挨拶
本屋大賞実行委員 目黒考二(本の雑誌社顧問)より今大会を振り返って挨拶を行いました。