ホーム > これまでの本屋大賞 > 2008年本屋大賞結果発表&発表会レポート
売りの現場からベストセラーを作ろうと、全国の書店員が自分達が最もお客様にお勧めしたい本を投票でえらぶ「本屋大賞」。
第5回目となる今年は昨年11月1日から一次投票を開始。今回は1,037人もの書店員がエントリーし、一次投票には全国349書店より426人の投票が、二次投票には全国325書店より386人の投票がありました。投票の結果、伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』が第一位となり、「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本 2008年本屋大賞」 に選ばれました。
順位 | 表紙 | 書籍名/作家 | 得点 |
---|---|---|---|
大賞 | 『ゴールデンスランバー』 著/伊坂幸太郎 (新潮社) |
509.5点 | |
2位 | 『サクリファイス』 著/近藤史恵 (新潮社) |
312点 | |
3位 | 『有頂天家族』 著/森見登美彦 (幻冬舎) |
280.5点 | |
4位 | 『悪人』 著/吉田修一 (朝日新聞社) |
233.5点 | |
5位 | 『映画篇』 著/金城一紀 (集英社) |
227.5点 | |
6位 | 『八日目の蝉』 著/角田光代 (中央公論新社) |
225点 | |
7位 | 『赤朽葉家の伝説』 著/桜庭一樹 (東京創元社) |
213.5点 | |
8位 | 『鹿男あをによし』 著/万城目学 (幻冬舎) |
196.5点 | |
9位 | 『私の男』 著/桜庭一樹 (文藝春秋) |
129.5点 | |
10位 | 『カシオペアの丘で』 著/重松清 (講談社) |
126点 |
投票の得点換算は、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点 (2008年実施)
いよいよ開会
今年の司会は、昨年に引き続き、小海裕美と磯野真一郎が勤めます。
緊張が高まる中、司会者の声が。
「お待たせしました!2008年本屋大賞 発表会を始めます」
ご挨拶
本屋大賞実行委員会代表 浜本茂が登壇。
予想以上の参加者で、会場は熱気でいっぱいです。
ご来賓のご挨拶
第1回発表会にも祝辞をくださった永江朗さんより、記念すべき5回目の発表会にお言葉をいただきました。懐かしい第1回目の思い出話が!
緊張の発表!
本屋大賞実行委員 安田より発表です。
ノミネート本10冊の中から2008年本屋大賞を受賞したのは、、、
「『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎さんです!」
オレンジのベールがハラリ!
大きな表紙『ゴールデンスランバー』と書店員手作りのPOPディスプレイが現れました。
トロフィー授与
伊坂幸太郎さんが登場。
大賞受賞として本屋大賞ロゴマーク入りクリスタルトロフィーを贈呈しました。
副賞の授与
副賞として図書カード10万円分(日本図書普及株式会社さまご提供)が、福岡から参加の書店員、上妻典子さん(紀伊國屋書店福岡本店)より手渡されました。
佐藤多佳子さんよりお祝いの言葉
2007年大賞受賞の佐藤多佳子さんより、お祝い言葉とともに花束が渡されました。「副賞図書カードでお買い物するのはすごくワクワクしました。でもどれにするか悩んだり、レポートにまとめたりしてると、あっという間に時間が足りなくなりますからお早めに!」というアドバイスが。
伊坂幸太郎さんのご挨拶
駆け出しの頃、編集者や書店員さんとのやりとりなど、心温まる思い出を話しいただきました。
書店員のみなさんと記念撮影
書店の皆さんが手作りの『ゴールデンスランバー』のPOPを手に持ち舞台の上へ。
後ろまで人がいっぱい。5重、6重の人垣です。舞台の上に乗りきったのでしょうか?
さぁ撮影です。 手作りのPOPを掲げてにっこり。
瞬くフラッシュにテレビカメラ。みんなの顔が輝きました。
楽しい時間
会場では伊坂幸太郎さんはじめ、出席されたノミネート作家の近藤史恵さん、桜庭一樹さん、万城目学さんを囲んで、書店員の輪や取材の輪が広がりました。
。
手に手にPOPを持って、作家さんとお話しをする書店員。思わず熱が入ります。
閉会のご挨拶
【本屋大賞実行委員 高頭佐和子】
書店として大変なことも多いですが、今後もがんばっていきましょう。