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作家:島本理生さん粘土手芸に挑戦

人気若手作家の島本理生さんが前からやってみたかったというねんど手芸に挑戦!さてさて、その腕前は…?

以前、NHK教育の番組で、ねんど手芸の講座を見たという作家の島本理生さん。
「いつかはやってみたいと思っていたんですよ」
そんなわけで、本日はユーキャンの通信講座で挑戦してみることに。
第一回目の課題である、ミニカラーを作ることとなりました。

さっそく、熱心に教材を見入っている島本さん。実は普段から手芸や日曜大工(!)をやっているそうで、手先の器用さに期待がもてます。

まずは粘土をこねる作業から。この講座で使用する粘土は最高級樹脂粘土。講師のこだわりで選ばれた、極上の品。真っ白で、一見消しゴムのよう。でも触ってみると、意外に柔らかいみたい。
「この粘土の感触が心地いいー」
粘土の分量を丁寧にはかりながら小分けしていく理生さんに、スタッフが「几帳面なんですね」と言うと、
「初めてだから、失敗するのが怖いので…」
と、苦笑い。
プニプニと粘土をこねながら、絵の具を練りこんで着色。練っているうちに、粘土が鮮やかな黄色に染まっていきます。これが花芯部分。白い粘土だけれど、一応白い絵の具を練りこませて、花びら部分も着色完了。

次は、茎を作る作業。ワイヤーにティッシュをまきつけ、さらにその上からテープを巻いていきます。しゅるしゅると、手際よく巻きつけていく理生さん、さすが手仕事慣れしてます。

花粉部分は黄色い粘土をおろし金ですりおろして作成。
あまった黄色い粘土は、細長くのばしてワイヤーの先につけます。これが花芯。だんだん植物らしくなってきました。が、そこに花粉をつけてみると…。
「エビフライみたいだ…」
「なんだか美味しそう…」
と、一体何を作っているのだから分からなくなりつつ、1本、2本と作成していきます。だんだん慣れてきて、作業が早くなっていく様子。

花びらは、白い粘土をプレスして丸く広げ、手のひらと細工棒でフリルを作っていきます。これが一番のクライマックス! 理生さん、一回作った花びらを、もう一度丸くこね直して再作成。フリルの入り方にこだわりがあるようです。

そして、花びらを花芯に巻きつけると…。
「おお、ミニカラーだ!!!!」
周囲からも大きな声があがります。
そこには、一輪の、小さくて可憐な花が!
思わずみんなで、拍手喝采。

1本、2本と花を完成させていく理生さん。
「もう覚えました。一人で家で作れますよ。あと10本くらい作れば、ものすごくうまくなる気がします(笑)」

さて、今回の感想は…。
「粘土の感触が気持ちいい。やわらかいから、ちょっと失敗してもやり直せるところも魅力。こうした粘土がだんだんと花らしくなっていく。なんでもないものが形のあるあるものになっていくところが、モノづくりの面白さですよね」

さて、次はどうする?
「いちごを作りたい! そして、家に飾りたいですね」

「ナラタージュ」島本理生(著)

島本理生

1983年東京都生まれ。03年『リトル・バイ・リトル』(講談社文庫)で第25回野間文芸新人賞を受賞。著書に『ナラタージュ』(角川書店)、『一千一秒の日々』(マガジンハウス)など。現在『野生時代』に連作短編の形で青春小説を隔月連載中。

島本理生さんが今回体験された「花ねんど手芸講座」について、
詳しくはインターネットまたはお電話で。
生涯学習のユーキャン
www.u-can.jp / 0120-55-1100(9:00am〜9:00pm)

生涯学習のユーキャン「花のねんど手芸講座」へはこちらから

取材/瀧井朝世 撮影/サコカメラ

ミニカラーの花言葉は「愛情、乙女の清らかさ」。小さくて可憐なお花です。 テキストを熱心に読む島本さん。「これすごくわかりやすいですね。すごく細かなところまで丁寧に指導してくれるので助かります」 粘土の感触がお気に召し、熱心にこねる島本さん。「ベトベトしないし、柔らかくていい気持ち」 ワイヤーにテープを巻きつける手つきがいい。これが茎の部分となります。 花芯に花粉をつける作業は「なんか、緊張します…。ちゃんと均等につけられるかな」 花びらをつくる作業。誰ですか、餃子の皮みたいって言う人は! 仕上がったカラーを大事そうに見つめる島本さん。「すごく面白かった。もっともっとつくりたい!」 2代目店主の佐藤京子さん。最近読んで感動したマンガは、土田世紀の「同じ月を見ている」だとか。確かにあれは名作!