269人の書店員が一次投票に参加。この一次投票の上位10作品をノミネート作品として2005年1月14日に発表。その後、2月28日まで187人が二次投票を行いました。
その結果、恩田陸さんの『夜のピクニック』が第1位となり、「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本 2005年本屋大賞」に選ばれました。
2005年本屋大賞結果発表

大賞
374点
夜のピクニック
恩田 陸(著)
新潮社

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2位 302点 明日の記憶 荻原 浩(著) 光文社  
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3位 274点 家守綺譚 梨木 香歩(著) 新潮社  
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4位 185点 袋小路の男 絲山 秋子(著) 講談社  
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5位 155点 チルドレン 伊坂 幸太郎(著) 講談社  
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6位 153点 対岸の彼女 角田 光代(著) 文藝春秋  
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7位 138点 犯人に告ぐ 雫井 脩介(著) 双葉社  
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8位 102点 黄金旅風 飯嶋 和一(著) 小学館  
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9位 92点 私が語りはじめた彼は 三浦 しをん(著) 新潮社  
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10位 74点 そのときは彼によろしく 市川 拓司(著) 小学館  
発掘部門

本の雑誌増刊 『本屋大賞2005』
編者 ●本の雑誌編集部
刊行 ●2005年4月5日
定価 ●525円(税込み)
2005年度本屋大賞のすべてを収録。ノミネート作品に対する書店員の熱きコメントはもちろん、1次投票結果、そして本屋大賞と同時に募集した発掘本投票結果も一挙公開。



洋の東西、ジャンル、さらに刊行の新旧を問わず、書店員が「売りたい」と思った本、常日頃から思っている本を推薦。バラエティ豊かな本が集まりました。
【発掘部門とは】
ジャンルを問わず、2003年12月1日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選びました。